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残暑を乗り切る!涼しい家をつくるコツ

こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪

今年は暑い!!
梅雨が短く夏のスタートが早かったため、そう感じる方も多いのではないでしょうか。まだ8月に入ったばかり。暑い日々はまだまだ続きます。
今回は、当社が考える・実践している「できる限り涼しい家をつくるコツ」をお伝えします!

■除湿効果のある建材・内装材を採用する
当社で使っている断熱材は、セルロースファイバーという新聞紙をリサイクルした木質繊維系の断熱材。高い断熱効果を発揮するのはもちろん、防音・防火性能も高く、リサイクル資源を活用しているため住む人にも環境にも優しいのが特徴です。そして注目したいポイントが、吸湿効果があるということ。余分な湿気を吸ってくれるので、夏場の室内での体感温度が低くなり、快適な空気感が保たれます。
他には、壁にコットンクロスをご提案させていただくことも多いです。主原料がオーガニックコットンの壁紙なので、ソフトな見た目と手触りが楽しめるほか、人体や環境にも悪影響を与えません。そして湿気を通してくれるので室内に湿気がこもることなく、ビニールクロスの部屋とは空気感が確実に異なります。

■熱交換型換気システムを導入する
一般的な外気をそのまま給気する換気システムでは、涼しくなった室内の空気を排出し、熱い外気を給気してしまいます。そのため、換気することで冷房で涼しくした室内の温度が上がってしまい、その分さらに冷房が必要となるため、光熱費も嵩んでしまいます。熱交換型換気システムを入れれば、排気時に含まれる冷たい温度を給気する熱い空気に移すことができ、室温と給気の温度差を少なくすることができます。これは、冬の場合は逆のことが可能になり、室内の暖かい温度はそのままに排気・給気することができます。

■家全体で冷暖房や換気を考える
壁や仕切りが多いとそれだけ冷暖房効率が悪くなるので、できる限り少なくします。しかしただ単に大空間の家をつくるのではなく、高い断熱性能を備えるのは大前提とし、お子様が成長したら広い1室を2〜3部屋に分けられるようにしておく、そうなったときのためにコンセントの位置を配慮しておく、収納棚を設置できるように下地を入れておくなど、先のことを考えた設計・施工をします。壁や仕切りの少ない家にすることで、それぞれの部屋の温度や換気を考えるのではなく、家全体で考えられるようになります。どこにいてもある程度一定の温度・湿度が保たれ、快適であれば、省エネにもつながります。
使っていない部屋のドアも開けておく、やたらとたくさん窓を設置しない(特に西側)のもポイントです。

これから先、夏はもっと暑く過酷な環境になってしまうかもしれません。少しでも涼しく快適に、そしてできる限り環境問題や省エネを考慮した家づくりをしていきたいものです。