こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪
住宅ローンにはさまざまな組み方があり、共働きの場合はどちらかが組むか、夫婦で組むか、悩むところでもあります。
今回はそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
■住宅ローンをどちらかひとりが組むメリット
一人だと借り入れできる金額は少なくなりますが、その分その後の返済は楽になることが多いです。例えば奥様が産休・育休に入ったとしても、元々一人分の収入で借りられる額のローン返済なのであまり慌てることもありません。返済に余力を持てる点が最大のメリットと言えます。
一方で、デメリットはやはり借り入れできる金額が少なくなってしまうことです。
■夫婦で住宅ローンを組む方法
夫婦で住宅ローンを組むには、「収入合算」と「ペアローン」の2つの方法があります。
「収入合算」は、主債務者となる申込人の収入に配偶者の収入を合算して借り入れる方法で、配偶者(収入合算者)は連帯保証人となります。この場合、住宅ローンの契約は1本です。配偶者(収入合算者)の年齢が20歳以上65歳以下、連続した就業が2年以上、年収が200万円以上の場合に収入合算が可能となります。
「ペアローン」の場合は、夫婦それぞれが主債務者となります。お互いがお互いの連帯保証人となり、住宅ローンの契約が2本となります。この場合、合算の借入れ申込額が500万円以上となり、年収や年齢、就業形態など、それぞれが単独でローンを申し込める条件を満たす必要があります。また、融資の対象となる物件は夫婦2人の共同名義となります。
■夫婦で住宅ローンを組むメリットは?
いちばんのメリットは、借入金額を増やせることです。それ以外にもいくつかポイントがあります。
まず「収入合算」の場合、事務手数料などの諸経費が1本分で済むことや、団体信用生命保険も主債務者のみ加入すれば良いのでコストカットになる点などがあります。
「ペアローン」の場合は、団体信用生命保険に夫婦どちらも加入する必要があるため、逆にどちらに万が一のことがあっても安心と言えます。また、住宅ローン控除を夫婦ともに利用できる点もメリットです。
また、職場の住宅手当がつく場合、住宅ローン債務者でないと手当がつかないので夫婦で借りる、というケースもあります。
■夫婦で住宅ローンを組むデメリットは?
「収入合算」の場合、団体信用生命保険は主債務者のみとなるので、合算者に万が一のことがあっても保障はされません。また、収入合算者が住宅ローン控除を受けることができません。
「ペアローン」の場合、団体信用生命保険には夫婦どちらも加入できますが、保障は亡くなった人の残債のみに適用されます。そのため、生存している人は自分の契約分のローンは返済し続けなければなりません。また、住宅ローン契約が2本となるため、諸経費も2本分かかることになります。
また、万が一離婚することになった場合にトラブルになりやすいというデメリットもあります。
夫婦の収入や家のお金について、これを機にしっかり話し合っておくことをおすすめします。WAKUWAKUハウスではファイナンシャルプランナーがご夫婦・ご家族の状況をしっかりお聞きし、最適なローンをお探しするお手伝いをさせていただいております。ぜひお気軽にご相談ください。