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狭小住宅に取り入れたい設計の2大要素

こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪

当社では都市部の住宅を設計・施工させていただくことが多いのですが、なかには敷地が20坪以下の狭小地に建てるケースも少なくありません。
その際に心がけている設計の工夫をご紹介します!

 

■高窓を効果的に取り入れる

狭小地は両隣が家だったり、人通りの多い道路が目の前にあったりすることも多いです。そのため大きな窓を設置してしまうと人目が気になり、結局カーテンやブラインドを閉めっぱなし…というお家を実際によく見かけます。
そこで当社は積極的に取り入れるのが、高窓。無理に大きな窓で採光を取ろうとするのではなく、方角や時間帯を考慮しながら視線を遮れる高窓を効果的に設置します。
また、部屋ごとに窓を設置するのではなく、家全体を一つの空間と考えることも大切です。家の正面と裏など対角線上に窓を設置することで、家全体の通気性が確保されます。

 

■複数の用途で使用できるようにする

限られた面積・空間のなかで快適に生活していただくために、ひとつのスペースや家具で複数の用途が兼ねられるように配慮します。
例えば、ダイニングテーブルはお子さまのスタディスペースやご両親のワークスペースとしても使用する。広いベランダやインナーバルコニーをフラットに繋げることでリビングの続きのように見せる。階段途中の踊り場を活用してカウンターを設置し移動とワークスペースを兼ねるなど、できるだけ省スペースで用途を兼ねられるように工夫します。
また、あえて吹き抜けにして間仕切りを極力少なくすることも工夫の一つ。エアコンの空気を家全体に巡らせることで、一つのエアコンのみで家全体の空調を兼ねることができます。

 

狭小住宅は、やはり一般的なお家よりも配慮や工夫が必要です。しかしその分動線が短く、使い勝手の良い家にすることもできます。
これから都市部での家づくりをお考えの方は、参考にしてくださいね!