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どうする?リフォーム・リノベ後の火災保険

こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪

リフォームやリノベーションをする際、火災保険はどうすればよいのでしょうか?
今回は当社のファイナンシャルプランナーに解説していただきます!

結論からお伝えすると、リフォームやリノベーションをしたからといって、既存の火災保険に何かを申告したり、保険に入り直したりする必要はありません
火災保険というのは、文字通り「火災に強いか弱いか」で料金が変わります。火災に強い家は保険料が安くなり、弱い家は高くなる傾向にあるのです。木造住宅は一般的に、RC造などに比べて火災保険の保険料は高くなります。

木造住宅をスケルトン状態にしてリノベーションすると、新築のようにきれいになったのだから火災保険も安くなるだろうと思いがちですが、家の構造そのものは当初建築した時のままなので、建物に対する評価や条件は変わりません。むしろ、当初建築してから年月が経過する分評価は厳しくなり、火災保険料は高くなっていきます
例えば、建築年月からの評価が1500万円しかでない場合(※保険会社によって多少の評価額の差はあります)、2000万円掛けて住宅の大規模リノベーションをした場合などは、リノベーションに掛けた金額の火災保険に加入できず、火災が起きて全焼してもリノベーションにかかった金額分が全額保証されないことになってしまいます。
リノベーション時に建築確認申請を行い「火に強い家である」という証明があれば、火災保険が安くなることもあります。しかし、建築確認申請を必須としないリノベーションの場合は、建築確認申請を出す手間やかかる費用なども踏まえ、公的証明は出さないケースの方が多い、というのが現状です。

これまでのことを踏まえ、リフォームやリノベーションをした際、昔から入っている火災保険があるのであれば、そのままにしておく方が賢明と言えます。
特に築年数が経ったお家をリノベーションする場合には、後々のこういったランニングコストも知っておくと良いでしょう。
当社では、こういった火災保険のアドバイスもさせていただくことがございます。

リフォームやリノベーションのご相談はもちろん、それに伴う保険の見直しやライフプランの再構築なども、ぜひご用命ください!