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狭小住宅は“雨仕舞い”に要注意!

こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪

都市型の住宅は、間口が狭く隣家との隙間もあまりない状態、言わば狭小住宅であることも多いです。その場合、注意しなくてはならないのが“雨仕舞い”。特に足場をかけられないお家は要注意です。

というのも、足場を組めない狭小地の場合、外壁を建物の内側から施工する必要があります。外壁は下地や防水シート、通気層と、何層にも重ねて防水層をつくるのが一般的ですが、それらを内側からすべて張るのは不可能。内側から施工する場合は、防水シートとサイディングのみ手を伸ばして張ることになります。そのため、細かい部分の工事は困難ですし、コーキングだけでどうにかおさめる、という方法になることが多いです。その後年数が経ちコーキングが傷んでしまった際も、外に足場が組めない状態なのでメンテナンスがしにくくなってしまいます。

こういった状態のお家は雨仕舞いが悪く、雨漏りしやすい、そして雨漏りしてもメンテナンスがしにくい家になってしまいます。そのため、隣家ギリギリのところまで屋根をかけて外壁にできるだけ水が当たらないようにすることが多いです。

さらに、木造より鉄骨造のほうが雨仕舞いはしにくくなります。鉄骨造の場合、溶接で止めて継ぎ手はコーキングとなるため、内側からの工事のみで施工するのが大変難しくなります。

狭小地に家を建てる場合は、外壁をどのように施工するのか、施工会社にしっかり確認してみることをおすすめします。
ご質問やご不明点等ございましたら、WAKUWAKUハウスまでにぜひご一報ください!