こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪
都市部での家づくりは、敷地の広さや間取りに制約があることが多く、特に「狭小空間」をどう広く見せるかがポイントになってきます。今回は、限られた空間を最大限に活かし、広く感じさせるためのインテリアコーディネートのコツをお伝えします。
■縦長の空間を広く見せる色使いの工夫
都市部の住宅は、敷地の形状や周囲の建物との関係から、間口が狭く、奥に長い縦長の間取りになることが少なくありません。このような縦長の空間では、色使いを工夫することで視覚的に広さを感じさせることができます。
まず、壁の色は明るい色を選びましょう。白や淡いグレーなど、明るい色は光を反射しやすく、部屋全体が広く感じられます。そして、天井にはあえて暗めの色を使うことをおすすめします。天井を暗い色にすることで、視線が下へと向かい、空間に奥行きが生まれるため、縦長の空間がより広く感じられる効果があります。
■床と家具の配置で奥行きを演出
さらに、床の張り方向にも工夫が必要です。床材の木目は、長辺(縦の長さ)に沿って敷くと、空間がより奥行きを持って見えるようになります。同様に、ダイニングテーブルやソファなどの大型家具も床の張り方向に合わせて配置することで、部屋全体に一体感が生まれ、広がりを感じやすくなります。
また、家具選びのポイントは高さです。背の高い家具はできるだけ避け、ローボードや低めのソファなどを選ぶと、視線が上下に分断されることなく、空間が広く感じられます。
■照明の工夫で空間を広く見せる
狭小空間では、照明の使い方も重要です。部屋全体を明るくしすぎると、かえって狭さを強調することになってしまいます。そこで、ダウンライトやスポットライトを使い、空間にメリハリをつけると良いでしょう。特に、壁面や天井に間接照明を取り入れることで、光が反射し、奥行きを感じさせる効果があります。
狭小空間のインテリアコーディネートでは、デザイン性と機能性のバランスが重要です。見た目をおしゃれにするだけでなく、実際に生活するうえで使いやすく、快適な空間であることが求められます。今回ご紹介した色使いや家具配置、照明の工夫を取り入れながら、家族のライフスタイルに合った空間づくりを目指しましょう。