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2026年以降廃止される!? 「住宅ローン控除」を受けるための条件とは

こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪
家づくりを考えるうえで欠かせない制度の一つ「住宅ローン控除」。しかし、この制度は今後、条件が厳しくなっていくことをご存知でしょうか?2024年4月から省エネ基準への適合が求められ、さらなる厳格化が予想されています。今後、住宅ローン控除を活用するために知っておくべきポイントを詳しく解説します。

■現在の住宅ローン控除の内容は?
「住宅ローン控除」とは、住宅ローンの年末残高の一定割合を所得税や住民税から控除できる制度です。現在(2024年12月時点)は、年末の住宅ローン残高×0.7%が控除され、最長で13年間適用されます。この制度は、家づくりをするうえで家計の大きな助けとなる支援策です。
しかし、2025年4月からは新たな基準が設けられ、控除を受けるためには「省エネ基準適合住宅以上」であることが条件となりました。具体的には、「省エネ基準適合住宅」「ZEH」「長期優良住宅」のいずれかに適合している必要があります。
また、控除額の上限も基準ごとに異なります。たとえば、省エネ基準適合住宅よりもZEHや長期優良住宅の方が控除上限が高く設定されており、より性能の高い住宅ほどお得に利用できる仕組みになっています。

■2025年から省エネ基準への適合が義務化される!
2025年からは、建築基準法の改正により、すべての新築住宅の省エネ基準への適合が義務化されます。これは、住宅のエネルギー消費量削減を目指す国の方針によるものです。住宅を建てるなら、もはや省エネ基準は「必須条件」となるのです。
なお、住宅ローン控除自体は2026年以降も延長される可能性は高いものの、その条件は一層厳しくなると予想されています。国は2030年までに「すべての新築住宅をZEH水準」に引き上げる方針を掲げており、今後住宅性能への要求はますます高まるでしょう。
そのため、もし今ZEH基準に満たない住宅を建てた場合、5年後には資産価値が下がるリスクがあります。将来を見据えて住宅を建てるなら、「今の基準を満たせばいい」ではなく、「これからの基準に対応できる住宅」を選ぶことが重要です。

■補助金やローン控除を上手に活用しよう
住宅の省エネ性能やZEH基準を満たすためには、一定のコストがかかります。しかし、国や自治体は省エネ住宅やZEH住宅に対して補助金を用意している場合が多く、ローン控除と合わせて活用することで、負担を軽減することが可能です。
「長期優良住宅」や「ZEH住宅」では、補助金に加えて住宅ローン控除の上限額も高くなります。将来の資産価値を守るためにも、これらの制度を賢く利用し、性能の高い住宅を建てることが大切です。

補助金や住宅ローン控除をしっかり活用しながら、理想の住まいを一緒に叶えましょう。WAKUWAKUハウスにぜひお気軽にご相談ください!