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【家づくりセミナー第24回】シニア世代の家づくり事情

こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪

当社では定期的に、家づくりセミナーを開催しています。
一般的な家づくりセミナーやネット上に溢れる情報とは一線を画している!と自負しており、参加していただいた方には「こんな話は初めて聞いた!」「すごく濃く興味深い内容だった」と言っていただけます♪

今回は、最近当社で手がけているシニア世代の家づくりについてご紹介します。
それぞれのお家にさまざまな背景や経緯があり、生き方や考え方が大きく反映されるのが住宅の奥深さでもあります。
実際の事例を交えながらご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。

■90歳にして夢の新築!

お家の修理・修繕を頼んでいた大工さんが高齢になり、それをWAKUWAKUハウスが引き継がせていただいたのがきっかけ。それまで中古住宅を買ったり、古い戸建てに住んだりした経験はあるけれど、死ぬまでに新築を建ててみたい!という強い希望をお持ちでした。そこで、WAKUWAKUハウスが手掛けさせていただくことになりました。

家全体を一つの箱として考え、空調が隅々まで行き渡るような設計に。水廻りはトイレと洗面を同じ空間にまとめて広くとるなどして、さらに高齢になった時に介助しやすいように考慮。また、引き継いだ人が喜んで住めるように、メンテナンス費用が極力かからない緑の柱とセルロースファイバーを採用しています。外観もモダンな雰囲気に仕上げました。

■80代でリノベーションという選択

2階建ての家から渡り廊下で続いた、空き家の平屋がある80代のお客さま。その空き家を長女に、今住んでいる2階建ての家の裏庭部分を長男の名義に変更しました。
長男が新築を建てたいという希望がありましたが、長女所有の平屋部分に建てるか、今お父さんが住んでいる2階建ての家を取り込むかたちで新築を建てるか⋯ということで悩まれていました。しかし、お父さんが住んでいる2階建ては大きすぎるのと、耐震的に不安があるということも大きなネックとなっていました。
その1年後、「平屋を改装して、お父さんにはそちらに引っ越してもらいたい」というご依頼をいただきました。自分たちの家はまだ先になりそうなので、まずはお父さんが安全・安心に暮らせる家を確保してあげたいという結論に至ったそうです。
断熱材をしっかり入れ、断熱効果の高い窓に入れ替えたり、屋根材を耐震性の高いカラーベストにしたりと、安全で快適な暮らしができるようにリフォーム。収納を増やしたり、動線をシンプルにしたりと、お父さんの暮らしを応援する気持ちでご提案させていただきました。

WAKUWAKUハウスでは耐震診断相続診断も行っており、住まいに対する複合的なお悩みのご相談に応じます。
ライフステージに合った住まいや暮らしが大切なのはもちろんですが、シニアの方にとってもワクワクできる家づくりをしたいと思っています。
お気軽にご相談・お問い合わせください!