全然違うご夫婦の要望を一つの家に
奥様は毎日の動線や掃除が楽で時短できる家がテーマ!
ご主人はモデルハウスのような書斎スペースは何としてでも欲しい!
ご主人の趣味のフィギュアやマンガ本の量を聞くと結構な量でした。それらが散らかったのでは奥様がストレスになってしまう。それではご主人を優先させただけで奥様は納得できない。
奥様のスッキリ収納したい、掃除を楽にしたいという要望を叶えるとご主人の趣味スペースは叶えられない。
約20坪の土地で、この二つを何とか同時に叶えられないか?!を追求して形になったHさんのお家。
趣味部屋を個室にしないメリット
ゴチャゴチャしがちなご主人の趣味スペースを2階のLDKに到着する途中に設置することで散らかってないかが常に把握できるし、冷暖房、照明もLDKと兼ねることで光熱費もグンとかっとすることが出来るし、LDKも帖数以上に広く見えるんです。
趣味のスペースを通ってからLDKに入るので、ご主人も嬉しい!
フィギュア、マンガのスペースを最初に決めることで『これ以上増やせないよ』というルールでこの形になりました。
本棚やフィギュアの棚の為に部屋が狭くなったのでは意味がないので、最初から壁の厚みを利用しよう!と計画して想像以上のスペースが生まれました。
スキップフロアーでLDKが広く見える
奥様のメインスペースのキッチンからの眺めは子供の様子、外の天気、ご主人の様子が常に把握できる特等席で、洗濯が終わったらすぐに干せる、食事が終わったら食洗器もあるし、キッチンの天板がフラットなので掃除もラクラク。間取りの打ち合わせの最後に収納計画という打ち合わせをしてるので、家族全員がどこに何が入っているのかを把握できているので、毎日ストレスなく、家族内で変なイザコザがありません。
ソファも掃除が大変だし置きたくない
それならWAKUWAKUハウスで作っちゃえ!という事でウチの自慢の大工さんの腕を大いに発揮してもらい、カバンなどを収納できる収納付きのベンチを造作で作っちゃいました。(某セルフ串カツ食べ放題のお店をイメージ)
足元にはルンバ基地のあるし、背もたれ側には飲み物を置けるテーブルも兼ねました。ゴチャゴチャしがちなリモコンとスマホも置ける専用のスペースも作りました。スマホは充電だって出来るようにコンセントももちろんあります。
これでソファ前のテーブルも置かずに生活することが出来ので、部屋が掃除しやすいし、広くスッキリ使うことが出来ます。ベランダまでの動線も邪魔になりません!
なるべくカーテンも付けたくないという事で、小窓を全て高窓にしているのもプライバシー確保もできるし部屋もグッと明るくなりました。
ベランダ側にお隣さんの窓があったので、そこはあえて壁にしたのと、屋根付きのベランダにしたのもストレスフリーの秘訣です。
アイランドキッチン=丸見え..という事は
冷蔵庫も丸見えなのでマグネットで紙の書類やクーポン券など色んなものをペタペタ貼っちゃうと生活感が丸出しになってしまいます。せっかくのオシャレキッチンの雰囲気が台無しなってしまう。という事でキッチン側からは見えるけども、リビング側からは見えないところに奥様専用カウンタースペースを造りました。ちょっと書き物をする。学校行事や忘れてはいけないメモを貼る冷蔵庫に代わるスペースとして大活躍。入居後にはご覧のように奥さんが必要な色んな情報が一度に把握することが出来る便利な場所になっていました。
このキレイな家を保ちたい
奥様『こんなカッコいい、キレイな、こんなに片付く家に住めるとは思ってなかったです。掃除が全然苦じゃない、このキレイな家を保ちたいです。掃除しやすいっていうのもありますけど、暮らしやすい、歩きやすい』
ご主人『バンザーイって感じです』
入居後に、【家を建てる前の想像を超えましたか?】というインタビューに対してこう答えてくれました。
賃貸での暮らしのように、家に自分たちを合わせるのではなくて、自分たち家族に家を合わせていく。注文住宅ならではこの考えを追求した毎日便利で楽しい家になりました。限られた土地でも夢をあきらめる事無くご満足いただけたとってもいいお家になりました。イェイ♪