相続を絡めた家づくり

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相続を絡めたマイホーム計画

家づくりは十人十色。お客様一人ひとりの好みが違うように、背景や事情、解決すべき課題も異なります。
それぞれに最もふさわしい最適解を見つけ出すことが私たちの仕事。
WAKUWAKUハウスの具体的なソリューション事例をケーススタディとしてご紹介します。
あなたの家づくりの最適解を見つけるヒントにしてください。

持て余していた親族の建物をマイホームに有効活用

M様(40代・大阪市東住吉区・ご夫婦+お子様3人)の場合

【お客様のご要望と課題】

5人家族で2LDKのマンションにお住まいだったM様は、お子様が高校生になり、住まいの窮屈さを感じ始めたことをきっかけに新居を検討。当初は新築一戸建ても含め検討を進めていたものの、新たに多額の住宅ローンを組むことに抵抗がありました。
そんな折、奥様のお父様がそのお母様(奥様のおばあ様)から引き継いだ美容室の経営が思わしくないことを受け、閉店してM様一家の住まいに充てる案が浮上します。その建物は鉄骨4階建て、1階は美容室として使われていたものの、上階は物置同然の状態でした。
住まいとして使用するにも、美容室の経営や相続問題、膨大な荷物と遺品整理など課題が山積していました。

【WAKUWAKUハウスのソリューション】

私たちはM様に、新たな住宅ローンを組んで新築を購入するよりも、4階建ての建物をリノベーションして活用する選択肢を推奨。さらに、長期的な収益が見込めることから、元のマンションは売却してしまうのではなくリフォームして賃貸物件にすることをご提案しました。また、4階建ての建物は所有名義を奥様のお父様に据え置くこともアドバイス。その結果、贈与税の負担なく、リノベーション費用のみで新居への住み替えが実現しました。
美容室のあった1階はビルトインガレージに、2階はリビング、3・4階は個室へリノベーションし、古さを感じさせない使い勝手の良い住まいが完成。
お父様は美容室の赤字経営から脱し、奥様はおばあ様の大切な建物を有効活用、十分すぎるほど広い新居でお子様たちはそれぞれの個室を得て、ご家族全員にご満足いただける結果となりました。

連棟長屋をリノベーションして二世帯住宅を実現

H様(30代・堺市北区・ご夫婦+お子様2人)の場合

【お客様のご要望と課題】

二世帯住宅として奥様の実家を建て替えすることを検討していた4人家族のH様は、すでに他社で契約間際でした。しかし、多額の費用をかける割に、プランや提案に面白みが感じられないと不満を抱き、私たちにご相談いただくことに。
お話をお聞きすると、建て替え予定のお住まいは4軒がつながる長屋建てとのこと。
両サイドを切り離して建て替えるには、耐震・断熱・雨仕舞などの建築的条件、そのための追加費用、両側世帯との調整など、クリアすべき課題が多く、大変厳しい状況でした。

【WAKUWAKUハウスのソリューション】

大きなリスクと費用をかけて建て替えをするよりも、既存建物をリノベーションして二世帯住宅に変えるプランをご提案しました。H様にとっては斬新ともいえる設計内容も気に入っていただき、奥様のご両親にもご納得いただける計画に。
また後々相続トラブルにならないように、事前に所有名義を奥様に変更することをアドバイスしました。4軒の連棟長屋の他世帯にも工事説明を続けていく中で「うちも工事を検討したい」とお声が上がり、ついには4軒を巻き込むビッグプロジェクトに。すべてのお宅を査定し、リノベーションの可能性や賃貸として運用する方法などをお伝えし、それぞれのお客様の最適解を見出すお手伝いをしました。
最終的には、両隣の家はリフォーム工事を、最端の家は解体工事を実施。当初他社で契約予定であった単純な建て替えプランでは、到底たどり着けなかった結果といえるでしょう。

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