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部屋干しマスターへの簡単3ステップ

不本意な部屋干しシーズン到来

部屋干しが続く嫌ぁ~な梅雨の時期がもうすぐやってきますね。

おはこんばんちは。大阪/堺市/松原市注文住宅専門の工務店 WAKUWAKUハウス お家アドバイザーのマナベです。

仕事中に雨が降ってきて、頭の中では「あ~洗濯物が濡れる~」

早起きして頑張って干してきた洗濯物が台無しなっている事を想像するとテンションはダダ下がり…

仕事が終わってクタクタなのにまずは玄関からベランダへダッシュで直行。

『家におったんやったら洗濯取り込んでてよー』ソファで寝ころびながらテレビを見ている子供を横目に愚痴りながら取り込む洗濯物はビチャビチャ…梅雨時期は何度もこんなことを繰り返したくない!

そんな事にならないように降水確率が30%ぐらいの時は不本意だけど部屋干しをして仕事に出かける方も多いと思います。

不本意というのは

  • なかなか乾かない
  • 乾いても雑巾のようなニオイがする
  • 部屋や通路が狭くなる

せっかく手間をかけて洗濯しても服が外干しの状態に仕上がらないからです。

もしあなたも部屋干しに対してそんなマイナスイメージだったら参考にしてほしいお話があるんです。

<部屋干しマスターへの簡単3ステップ>

前置きが長くなったので結論を言いますと

  1. 洗濯が終わったらすぐに干す。(浴室乾燥機があればお風呂場で)
  2. 厚手の木製ハンガーなど使い洗濯物同士の間隔をあけて干す
  3. 首振りモードの扇風機で全部に均等に風をあてる

意外と簡単でしょ?

部屋干しの欠点を一つ一つ理解してつぶしていくんです。

なかなか乾かないのは風が無いから

後は、洗濯物から湿気が出てくるので換気扇を使ってしっかり換気してください。(換気扇で間に合わないときは窓も開けてください。)

雑巾の様なニオイは雑菌が繁殖しているから

洗濯カゴを使わずに汗などで濡れた状態のままの服を直接、洗濯槽に入れていませんか?洗い終わった後、すぐに干していますか?

ちょっとの工夫をすることでもニオイを防ぐことが出来ます。

他にも色々あるのですが、まずはこの簡単3ステップを知っていただいて部屋干しへの苦手意識を克服していただければと思います。

でも、扇風機で風を当て続けたり換気扇を回し続けると電気代がもったいない!という方も居るかもしれません。

実はこれら電気の機械の力を使わなくても解決できる家の建て方もあります。

今お話しをしたのは従来の家での解決方法です。

従来の家というのは部屋干しする事を想定しないで建てられた賃貸住宅や、高気密・高断熱のお家に住むときのお話です。

高気密・高断熱と聞くと今や絶大なる安心感はありますが隙間のない魔法瓶のようなお家は冷暖房効率が良く快適というのは表側の話で換気不足になった時にとても不快になるという裏側も理解する必要があります。

湿気が与える影響を無視して家が建っている

『たかが部屋干しで何を大げさに!』という人も多いと思いますが、

過剰な湿気を逃がせないお家は快適とは真逆の嫌な事ばかり起こります。

ニオイがこもる結露もします(実は窓だけじゃない)カビ・ダニが活発に…人やペット、家にまで悪影響だから消臭スプレーや空気清浄機が家のお供に飛ぶように売れてメーカーの新商品の開発は止まりません。

今流行りの高気密・高断熱の家とこれらのグッズには切っても切れない関係があるんです。

これ以上マニアックな話をブログで書くには膨大な文字数に私の握力が持ちません。笑

部屋干しや結露の話から始まり、家の耐震や寿命の話焼き肉のニオイが取れないのはなぜか?とかいつもお客さんにはこんな話ばかりしています。

今日の部屋干しの話からは脱線しますので湿気【中級編】はまたの機会に書きたいと思います。

それでは今日はこの辺でばいちゃ!

大阪/堺市/松原市注文住宅専門の工務店 WAKUWAKUハウス