こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪
「家を買う=35年ローン」というイメージは、もう過去のものになるかもしれません。
今、じわじわと注目を集めているのが「残価設定型住宅ローン」という新しい仕組み。
聞き慣れない言葉ですが、これはマイホーム購入を無理なく柔軟にしてくれる、新時代の住宅ローンの選択肢です。
「残価設定型住宅ローン」ってどんな仕組み?
「残価設定」と聞くと、車のローンをイメージされる方も多いかもしれませんが、住宅の場合は仕組みがまったく異なります。
ざっくり言うと、一般の住宅ローンを組みながら「25年後の家の残価設定価格は〇〇万円です」と将来の価格(=残価)をあらかじめ設定しておくことができる住宅ローンです。家を買った当初から住宅の資産価値を担保してくれる住宅ローンとも言えます。
住み続ける?売る?貸す?選べる“未来の選択肢”
たとえば老後に、「住み続けたいけどローン返済が厳しい…」という場合は、そのまま自宅に住み続けながらもう一度ローンを組み直したり、月々の返済額を1/3程度まで減額することも可能。また、地方移住したり実家に戻ったりして家が必要なくなった場合は、その時点の住宅ローン残債で売却することもできます。さらに、マイホームを手放すのではなく賃貸にして運用したりと、柔軟な選択肢が生まれるのも残価設定型住宅ローンの特徴です。
従来の35年ローンから40年ローンの時代へ
従来の住宅ローンは35年が主流でしたが、現在は土地も建物も価格が高騰し、40年ローン・50年ローンといった選択肢も増えてきています。
ただ、定年後までローンが続くのは正直しんどい。そんななか、残価設定型住宅ローンなら25年や30年でいったん見直せるという“クッション”があるのが最大の特長です。最悪の場合でも売却できる保証があるというのは、ある意味「住宅ローンに保険をかけておく」ような安心感があります。
デメリットは?どんな家でも使える?
結論から言うと、残価設定型住宅ローンにはこれといったデメリットはほぼありません。
唯一の注意点としては、「対象となる家に条件がある」ということです。
たとえば、国が認定した「長期優良住宅であること」。そして車検のように、家の資産価値を守るための「5年ごとの定期点検を受け維持管理に努めていること」が条件となっています。
逆に言えば、しっかりした家づくりをしていれば問題なく活用できるということ。 高性能の住宅と残価設定型住宅ローンの相性はとても良いのです。
「将来のことはどうなるか分からない。老後まで住宅ローンを払い続ける自信がない」
「でも今の暮らしも快適に、大事にしたい」
そんな想いに寄り添うのが、残価設定型住宅ローン。将来のリスクに備えつつ、柔軟で安心な暮らし方を選べる新しいローンの選択肢です。これから家を建てようとしている方は、“一生住む前提”だけではなく、“もしも”にも備える考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか?

