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【施工事例|堺市東区】平屋感覚で暮らせる2階建て。和モダン×中庭×免震の住まい

今回ご紹介するのは、堺市東区に完成した「平屋のように暮らせる2階建て」のお家です。敷地は約47坪とゆとりがある一方、間口が狭く細長い形状。だからこそ、暮らしの中心を1階に集約し、将来は平屋感覚で生活できる間取りに整えました。さらに今回は、WAKUWAKUハウスとして初の試みとなる免震工法(FS基礎工法)を採用デザインも暮らしやすさも、そして安心も。長く住むほど「この家でよかった」と思える工夫を詰め込んだ一棟です

1階を大きく、2階は最小限に。将来は平屋感覚で暮らせる間取り
ご要望はとても明確でした。
「土地が大きいからといって家も大きくすると施工費が増える」「だから1階をしっかりつくり、2階は必要な分だけにしたい」「リビング+もう1部屋を1階に置いて、1階だけで暮らしたい」。
この方針を軸に、間取りは“土地ありき”で組み立てました。結果、家族4人がゆったり暮らせる十分な広さと収納を確保しつつ、将来の暮らしやすさまで見据えた「平屋をイメージした2階建て」が完成しました。

帰宅が楽しみになる約6帖のエントランス


玄関前のエントランスは、なんと約6帖。一見贅沢に見えるかもしれませんが、家族全員の自転車を雨に濡れずに置けるように設計した、暮らし目線の空間です。天井と壁の木目が印象的で、毎日の帰宅がちょっと嬉しくなる“住まいの顔”になりました。
玄関ドアが外部から見えないように壁を立て、プライバシーも確保しつつ、囲い切らないことで暗くならず、日中はすっきり明るいエントランスを保っています。


玄関を入ると、こだわりのブラック天井が目を引きます。右手には大容量の土間収納、左手には普段履き用のシューズボックスを設け、玄関が散らかりにくい仕組みに。さらに玄関とホールの段差を抑え、将来も安心して使えるように整えました。

道路側は閉じて、中庭へ開く。カーテンレスも意識した“視線設計”
道路面にはあえて窓を設けず、外部からの視線をしっかり遮断。その分、家の中心に中庭を設け、大きな窓で光と抜け感を取り入れています。背の高いフェンスで目隠しをし、カーテンレスでも過ごしやすい計画にしました。

LDKの床・柱・建具・家具などに美しい木目があるため、外部フェンスも木目で揃え、室内と屋外の“つながり”を演出。外観と内観がリンクすることで、住まい全体の完成度が一段上がります。

小上がり和室は、今は遊び場・客間。将来は寝室へ

LDKの奥には小上がりの和室を配置。ドアで仕切らず、天井に吊元を埋め込んだロールスクリーンを採用しました。普段は仕切りが見えずLDKと一体で広々。必要なときだけワンタッチで仕切れる、ちょうどいい距離感です。
大人数の来客時も、小上がりに腰掛けてもらえるので椅子を増やさず対応しやすいのもメリット。


さらに和室には、堀りごたつ式のスタディカウンターを造作。正面の壁はマグネットが使える仕様で、収納もセットにしました。お施主様のご希望は上質なホテルのような「和モダン」でしたが、この和室はベーシックな“和”の要素(天井・照明・畳色)で整え、空間全体のバランスを取っています。
今は子どもの遊び場・ゲストルームとして、将来は寝室として使う予定。老後は1階中心で暮らせるように、きちんと“未来”まで見据えています。

家事がはかどる仕掛けが随所に
キッチン背面には横長のカップボードを採用し、家電も食器も余裕の収納力。ゴミ箱の位置やパントリーの配置にもこだわりました。

また、キッチンカウンターの手元が見えにくいよう、約25cmの立ち上げ壁を計画。目隠しとしてだけでなく、コンセント・スパイスニッチ・マグネット対応と“使える壁”にしています。
さらに、パントリーの反対側には広い洗面室を配置し、キッチン→洗面脱衣→浴室が一直線。家事の移動が短く、毎日の時短に効く動線です。

洗濯は基本的にガス乾燥機「乾太くん」で完結し、外干しは最小限。それでも天気のいい日にシーツやラグを干せるよう、物干しも設けています。
乾太くん用の台には引き出しカウンターも備え、乾燥後にその場でたたむ流れまで整えました。

大阪初のFS基礎工法×免震
今回の住まいでは、基礎にも大きな特徴があります。外側の型枠に鉄板を用い、内部はコンクリートで仕上げるFS基礎工法を採用。WAKUWAKUハウスとしても初の試みで、さらに大阪初の取り組みとなりました。
免震工法としての考え方も取り入れ、免震保証は20年。万が一地震が起きて不具合が出た場合も、保証で対応できる体制を整えています。デザインや間取りだけでなく、住まいの“土台”から安心をつくる。長く住む家だからこそ、見えない部分にも手を抜きません。

外観と外構|シャープなラインとメンテ性まで含めた設計
外観は窓を最小限に抑え、玄関前の壁や屋根のシャープな斜めラインが印象的。グレーを基調に、室内ともリンクする木目アクセントをさり気なく効かせ、落ち着いた中に高級感が漂います。


外構の床は、タイヤ痕が目立ちやすい通常のコンクリートではなく、全面を洗い出しコンクリートに。使い勝手・デザイン・メンテナンスまで含め、長い目で計画しました。自転車用のスロープも、将来は老後の動線として活躍するかもしれません。

“将来、平屋暮らしができる家”。このコンセプトの中に、今の便利さと未来の安心、そして家族のワクワクが詰まっています。
土地の条件や視線を読み解き、暮らし方に合わせて間取りを組み立て、和モダンの世界観で外観と内観をリンク。さらに大阪初のFS基礎工法×免震で、見えない安心まで積み上げました。
これからの家づくりの参考にしていただきたいポイントがたくさん詰まった一棟です。