HOME / コラム / 今の時代にちょうどいい。背伸びしないインテリアコーディネート

今の時代にちょうどいい。背伸びしないインテリアコーディネート

こんにちは!大阪市で「ワクワクできる家づくり」を手がけるWAKUWAKUハウスです♪
家や土地が高騰し、住まいはコンパクトになりつつあります。そんななか、インテリアに関しては「たくさん予算をかけたい」というより、「限られた予算のなかで“心地よく整える”こと」を大切にされる方が増えたように感じます。だからこそ、背伸びをしすぎず、暮らしに合った「ちょうどいい」コーディネートをご提案したい。今回は、今の時代の傾向と、当社のインテリアコーディネーターが意識しているポイントをお話しします。

自由な間取りの時代だから「価値観」が反映されやすい

昔のように「こういう間取りが当たり前」という概念は、だいぶ薄れてきました。和室は減り、窓も小さくなる傾向があります。住まいがコンパクトになっていることもあり、必要なものを必要な場所に、無駄なく納めていく家づくりが増えてきました。
一方で、間取りの自由度が上がった分、ご自身の趣味やライフスタイルに合わせた住まいをつくられる方が増えています。施主さまそれぞれの価値観が、家に反映されやすい時代だなと感じます。
「何を大切にしたいか」がはっきりしている方ほど、インテリアもぶれにくく、結果的に満足度の高い空間になります。

インテリアの主役は「リビング」から「ダイニングキッチン」へ

ライフスタイルの変化に合わせて、住まいの中心も少しずつ変わってきました。以前はリビングのテレビやソファが主役になりやすかったのですが、今はダイニングキッチンが主役になっていると感じます。
というのも、テレビを見ない方が増えたのです。スマホがあれば、各自が好きなコンテンツを好きなタイミングで楽しめます。家族が一緒に同じものを見る時間は、以前より減っているかもしれません。
ただ、生活をする以上、ご飯は作って食べなければなりません。食事の支度をできるだけ家族みんなでシェアできるように、キッチンは広さや設備にこだわる方が多いです。時短にも直結しますし、キッチンは「お金をかける価値がある場所」として認識されています。
そしてダイニングは、食事だけでなく、お子さまの勉強を見たり、作業をしたりする場所にもなります。だからこそ、家族が自然と集まる場所として見た目も美しく、快適に過ごせるよう整えることが、これからますます大切になると感じています。

まとまりのコツは「キッチン面材」を軸にすること

ご提案のなかで意識しているのが、キッチンの面材(色・素材感)を軸にして、LDKだけでなく家全体をコーディネートすることです。住まいのなかでもキッチンは面積が大きく、毎日目に入る場所。だからこそ、ここで「好き」を決めると、空間全体の方向性が自然と整います。
たとえば、木の質感を活かした面材なら、床や建具、照明もやわらかい素材感でまとめると落ち着いた雰囲気に。マットな質感やモノトーン系なら、壁紙のトーンを揃えたり、金物の色を統一したりすることで、すっきりと洗練された印象になります。
“点”ではなく“線”でつなぐように選んでいくと、背伸びをしなくてもまとまりのある住まいになります。

シンプルでおしゃれに見せる鍵は「物を減らす」こと

「シンプルだけど使いやすくて、それでいておしゃれ」……魔法のような言葉ですが、実は一番の近道はとても簡潔で、「物を減らすこと」です。視覚情報が少ないほど、空間はすっきり見えて、自然とおしゃれに感じられます。
とはいえ、お家はホテルではありません。生活をしているとどうしても物は増えますし、家族がいればなおさらです。そこで当社が大切にしているのが、クロス(壁紙)の配色です。壁を「物を引き立てる背景」にするのか、逆に「物を目立たせない背景」にするのか。さらに、他の部屋からの見え方や動線、間取り、窓の大きさまで含めて、クロスのプランを考えます。ここを丁寧に整えると、多少物があっても散らかって見えにくくなります。

住まいがコンパクトになり、予算のかけ方も変わってきた今、インテリアは「豪華にする」より「整える」ことが大切になっています。ダイニングキッチンを住まいの中心として捉え、キッチンの面材を軸に家全体の方向性を揃える。そして、物を増やしすぎない工夫と、クロスの配色で視覚情報を整理する。
背伸びをしなくても、心地よく、長く好きでいられる空間はつくれます。ご家族の価値観や暮らし方に合わせて、“今の時代にちょうどいい”インテリアを一緒に整えていきましょう。